高校屈指のコンボガード、クエンティン・グライムスがカンザス大にコミット。


世代別アメリカ代表キャンプにも召集されているclass of 2018屈指のコンボガード、クエンティン・グライムス。
テキサス州の高校に通うグライムスには地元テキサス大やケンタッキー大、マーケット大など、多くの強豪校からオファーがありましたが、グライムスが進学先に選んだのはカンザス大でした。

今年のカンザス大のリクルートは絶好調。
シルビオ・デ-ソーザ、デイビッド・マコーマックのビッグマン2人に加えて、五つ星PGのデボン・ドットソンを獲得済。
来季から公式戦に出場可能となる他大からの転校生も実力者が揃っており、来季に向けたカンザス大の補強はデューク大、ケンタッキー大に劣らない大型補強となっています。


クエンティン・グライムス

ポジション:コンボガード
身長(裸足):190.5cm
体重:92.5kg
ウイングスパン:200.7cm


今夏のAAUシーズンでメキメキと評価を上げたグライムス。
裸足身長が190センチ以上あり、コンボガードとしてサイズは十分。
高い身体能力と長いウイングスパンを持ち、将来性の高さを感じさせます。
身体能力の高さも去ることながら、ドリブルやステップでのディレクションチェンジも上手く、キッチリ現代的なスキルも押さえています。
得点能力の高さはずば抜けており、シーズンが始まったばかりにも関わらず、いきなり1試合51得点を記録。
今季も物凄い活躍を見せてくれそうです。

グライムスが進学先に選んだカンザス大はカレッジ屈指の強豪校。
ここ2年連続でエリート8まで進出していますが、トーマス・ロビンソンを擁した2012年以降Final4からは遠ざかっています。
近年の成功を支えてきたのがバックコートコンビのフランク・メイソンとデボンテ・グレアム。
メイソンは昨季で卒業しNBA入りを果たし、グレアムも今季で卒業。
グライムスには、カンザス大のバックコートの大きな穴を埋める活躍が期待されます。

来季のカンザス大は新入生・転校生に実力派のビッグマンが揃い、久々のFinal4も十分に狙えるメンバーが揃います。
その中でもチームのエースとして活躍するのは、グライムスになるでしょう。

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