メッタ・ワールド-ピースの息子ジェロン・アーテストがフィリピン国籍取得へ。


1999年にドラフト1巡目16位でシカゴブルズからドラフト指名を受け、シカゴブルズ、インディアナペイサーズ等で活躍し、2004年にはNBA Defensive Player of the Yearにも選出されているメッタ・ワールド-ピース。
2010年にはロサンゼルスレイカースのメンバーとしてチャンピオンリングも獲得しています。

メッタ・ワールド-ピースの息子の1人でジェロン・アーテストはワールド-ピースと彼の高校時代のガールフレンド、ジェニファー・パルマとの間の子供。
パルマの両親はフィリピン人であり、フィリピンにルーツを持つジェロンはフィリピン国籍取得を申請していると報じられています。

16歳までにフィリピン国籍を取得すれば、フィリピン人としてフィリピン代表でのプレーが可能。
現在16歳のジェロンはフィリピン国籍を取得し、フィリピン代表としてプレーすることを希望しているとのことです。

ジェロン・アーテスト

学年:class of 2019
ポジション:PG


シュート力とハンドリングを武器にコンボガードとしてプレーするアーテスト。
身長は公称6'2"と言われていますが、高校バスケ選手の身長の多くはサバを読んでいるので、実際は180センチ強といったところでしょう。

ここまでは無名の選手でしたが、今季からアリゾナの強豪チームHillcrest Prepでプレー。
今季のHillcrestでは、カイリー・ウォーカーやジョッシュ・グリーンといった全米トップレベルの有望選手がプレーする予定。
身体的にも伸び盛りの時期にレベルの高い環境でプレーすることで、急激な成長を見せてくれるでしょう。

アジアの強豪フィリピンが更に手強い相手に

カマカ・へパ

学年:class of 2018
ポジション:PF
身長(裸足):203.2cm
体重:93.4kg
ウイングスパン:210.8cm


2013年、2015年と2大会連続でアジアカップ準優勝に輝いているアジアのバスケ強豪国フィリピン。
個々の選手のスキルの高さには定評がありますが、サイズ不足が長年の課題とされてきました。
アメリカの高校で活躍する選手の中にはジェロン以外にもフィリピン系の選手がおり、中でも上のハイライトのカマカ・へパはD1の強豪校への進学が確実視される選手。
フィリピン系の父親を持ち、本人もフィリピンでのプレーに関心を示していると言われています。

16歳の時点でフィリピン国籍を取得していなかったため、フィリピンローカルとしてフィリピン代表でプレーすることは出来ませんが、帰化選手としてはプレー可能。

ジェロン・アーテストも今後父や異母兄の様に190後半まで身長が伸びる可能性があることを考えると、今後フィリピンは更に手強い相手となってきそうです。



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