ジョンテイ・ポーターが正式に学年変更を発表し、高まるミズーリ大への期待。


マイケル・ポーターJrの弟でclass of 2018の五つ星PFであるジョンテイ・ポーター。
ジョンテイも兄マイケルと同様にミズーリ大にコミットしいましたが、進学時期に関しては学年変更をし兄と同じタイミングで今秋入学するか、そのまま来年入学するか、ジョンテイの入学時期に注目が集まっていました。

現地時間8月9日にジョンテイは学年変更し、兄同様今秋にミズーリ大へ入学することを公表。
ここ数年はカンファレンス最下位が続いていたミズーリ大ですが、新HCの就任、ポーター兄弟を含む優秀なフレッシュマンの獲得に成功し、ミズーリ大のファンにとっては久々の明るいシーズンとなりそうです。


ジョンテイ・ポーター

ポジション:
身長(靴込):208.3cm
体重:108.9kg


ESPNランキングでclass of 2018の全体11位にランクされていたジョンテイ・ポーター。
ウイングでプレーする兄マイケルと異なり、ジョンテイはインサイドプレーヤー。
華々しく活躍する兄をリバウンドやディフェンスで陰から支えてきました。

今夏のAAUではEYBLに参戦し、平均15.8得点12.4リバウンド2.8アシストを記録。
兄不在のチームでエースとしてプレー出来る実力を証明しました。
インサイドを制圧する強靭なプレーヤーでありながら、3PTを沈め、アシストを供給できる気の利くタイプ。
カレッジでも兄のプレーをインサイドから援護してくれるでしょう。

既に高校では通用することを証明しているので、学年変更はジョンテイのキャリアを考えても良い判断だった様に思います。
NBA入り間違いなしの兄と比較すると、ジョンテイはそこまで評価を得ている選手ではなく、より早い段階でカレッジレベルのプレーを経験し、成長に繋げることが出来ればジョンテイのNBA入りの可能性も高まるのではないでしょうか。

ジョンテイにとっての勝負の年は兄がNBAに旅立った後の2018-2019シーズンになりそうです。

ジョンテイの進学でミズーリ大はリクルートランキング3位に上昇

ジョンテイの進学により、ミズーリ大は247sportsでのclass of 2017のリクルートランキングでケンタッキー大、デューク大に次ぐ3位に上昇。
4位にはアリゾナ大、5位にはUCLAと強豪校が上位に並ぶ中、昨季8勝24敗と散々なシーズンを過ごしたミズーリ大がリクルートランキング上位に食い込んできました。

ポーター兄弟、ジェレミア・ティルモン、ブレイク・ハリス、C.J・ロバーツの5人のフレッシュマンを獲得し、5人すべてがESPNで4つ星以上の評価を受ける選手。
所属するカンファレンスのSECはケンタッキー大、フロリダ大、アラバマ大など強豪校が揃い激戦が予想されますが、2013年以来となるNCAAトーナメント出場に向けて希望の持てるシーズンとなりそうです。

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