マイケル・ポーターJrを獲得したミズーリ大は今季の台風の目となるか。


高校NO1プレイヤーであるマイケル・ポーターJrを獲得したミズーリ大。
ワシントン大のHC解任によりポーターも進学先をミズーリ大に変更し、ポーターを追いかけ複数の有望高校生を獲得。
目立たないチームが一躍カレッジバスケの主役の1校に躍り出ました。

ミズーリ大はケンタッキー大、フロリダ大なども所属する強豪カンファレンスのSECに在籍。
昨年はカンファレンス最下位に沈んだミズーリ大でしたが、今季はミズーリ大旋風を巻き起こすことが出来るでしょうか。



予想主力選手





※赤字はフレッシュマン。ジョンテイ・ポーターの進学は未定

昨季から残る主力選手




昨季からの主力の多くが今季も残っていますが、今季はフレッシュマンが多くの出場時間を獲得しそう。
昨季のエースであるバーネットも今季はエースをポーターに譲り、昨季より役割が小さくなると予想され、より効率の良い活躍が求められるでしょう。

キープレイヤー

マイケル・ポーターJr

学年:フレッシュマン
ポジション:SF
身長(裸足):205.7cm
体重:97.1kg
ウイングスパン:215.9cm


今季最高のフレッシュマンにして、カレッジのベストプレイヤーになり得るポテンシャルを持つポーター。
今季のミズーリ大の浮沈は彼の活躍次第と言って過言ではありません。

優れた得点技術と高い身体能力を併せ持ち、攻守ともにオールラウンドにゲームを支配できる選手です。
プレーエリアも広く高精度の3PTや身体能力とハンドリング技術を活かしたドライブなど、コートのどこからでも自由自在に得点を重ねます。

ポーターが1年目から活躍することに疑いの余地はなく、ポーターの活躍で昨季8勝24敗に沈んだミズーリ大が生まれ変わらせることが出来るかどうかに注目が集まります。

キーフレッシュマン

ブレイク・ハリス

学年:フレッシュマン
ポジション:PG
身長:190.5cm
体重:86.2kg


ESPNランキングで学年97位にランクされたハリス。
今季一気にタレントが充実したミズーリ大の司令塔として、ミズーリ大のオフェンスをコントロールすることが期待されています。

切れ味鋭いドライブから素晴らしいアシスト供給の出来る創造性の高いPGで、過小評価の印象が強い選手。
昨季はNCAAディビジョン1全体で272位となる平均69.2得点に終わったミズーリ大ですが、ポーター兄弟やジェレミア・ティルモンをハリスが上手く操縦出来れば、カレッジトップレベルの破壊力を持つチームとなるでしょう。

シーズン展望

昨季は8勝24敗、カンファレンス内成績2勝16敗に終わり、過去3季連続でカンファレンス最下位と壊滅的な成績が続いているミズーリ大。
今春のマイケル・ポーターJrの獲得により状況は一変し、今季はファンにとって希望に満ち溢れたシーズンとなるでしょう。

FG成功率、3PT成功率共にディビジョン1の351校中340以下と散々だったオフェンス力も、高校ベストスコアラーのポーターの活躍で大きく改善されることは間違いなく、ハリスの活躍次第では魅力的なオフェンスを披露してくれるでしょう。。

今季からミズーリ大の指揮を取るのは昨季までカリフォルニア大の指揮を取っていたコォンゾ・マーティン。
カリフォルニア大は昨季NCAAディビジョン1で18位となる平均63.4失点を記録した、ディフェンスの固いチーム。
マーティンがミズーリ大でも同様に堅牢なディフェンスを構築することが出来れば、固いディフェンスと爆発的なオフェンス力を兼ね備えたチームとなるでしょう。

ジョンテイ・ポーターが今季加入となるか来季加入となるかはまだ未定。
基本的にはポーターの加入を前提としての予想となりますが、SWEET16に残ることが出来れば万々歳かなと。
マイケル・ポーターJrの活躍次第ではそれ以上の成績を望むことも出来るでしょう。

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