最近気になるカレッジ・高校バスケ関連のこと。



高校はAAU、カレッジはシーズンに向けたトレーニング真っ盛りとオフシーズンではあるものの中々に忙しいアメリカのバスケットボールシーン。
高校生であれば進学先の決定、カレッジであればシーズンに向けた展望など結構色んなニュースが流れています。

今回はそんなニュースの中で気になったものをピックアップし、雑感なんかをまとめてみようかなと思います。



ミッチェル・ロビンソンがWKUを去る?


マクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシックのメンバーにも選出された超高校級のビッグマン、ミッチェル・ロビンソン。
ウェスタンケンタッキー大(WKU)というNCAAディビジョン1に進学し、夏のワークアウトにも参加していたロビンソンですが、今秋の木曜から大学に姿を見せなくなり、彼の部屋ももぬけの殻になっていたとのこと。

WKUは今月頭にアシスタントコーチでロビンソンの"God Father"である元NBA選手、シャモンド・ウィリアムスを解雇。
ロビンソンのリクルートにはウィリアムスとの関係が大きく寄与しており、そのウィリアムスが解雇されたことでロビンソンがWKUを去ったというのが大方の見方。

ロビンソンが海外のプロに挑戦するにしても、他のカレッジに転校するにしてもまずはWKUを正式に退学することが必要。
WKUを正式に退学し、転校することとなれば今季はカレッジではプレー出来ません。

もし、ロビンソンが海外プロ志向ならばBリーグのチームが狙ってみてはどうですかね。
問題児の臭いもしますがドラフトロッタリークラスの逸材なので是非ご検討してみては?

アンドリュー・ネンバードがclass of 2018へ


最近ホットなカナダ出身選手でclass of 2019の5つ星PGのアンドリュー・ネンバードがclass of 2018に学年を変更することとなりました。
2000年1月16日生まれのネンバードは既に17歳。
カナダとアメリカの学校制度の違いによって、カナダ出身の選手がアメリカの高校でプレーする場合、学年の割に年齢が高いケースが多く、ネンバードもその1人でした。
ヴァージニア大、ヴィラノバ大、スタンフォード大など多くの強豪校がネンバード獲得に動いています。

ちなみに彼と同じくカナダ出身でMotverde AcademyでもチームメイトのR.J・バレットも学年変更を検討中で8月に正式に去就を発表する模様です。

アメリカの高校では学年変更が結構あって、同じくclass of 2019だった5つ星PG、タイガー・キャンベルもclass of 2018に学年変更済み。
素材型のビッグマンとなると話は別ですが、五つ星級の選手達は高校で実力を持て余すよりも早くカレッジに挑戦する方が良いというのが私の見解です。

マービン・バグリー弟が8歳にしてUSCからオファー!?

高校NO1プレーヤーの座を欲しいままにしているマービン・バグリー。
彼の獲得には多くの強豪カレッジが動いており、USCもその1つ。
今回、USCはマービン・バグリーを含むバグリー3兄弟全員へオファーをし、その中にはバグリーの弟で若干8歳のマートレイ・バグリーも含まれている様です。

マートレイはバグリー兄弟の末弟で、バグリーのハイライト動画にも度々現れ、そのキャラクターから既にかなりの人気を得ています。
2人の兄と共にワークアウトも受けており、プレーヤーとしても将来有望。

もしかしたら10年後には兄達をも上回るプレーヤーに成長しているかもしれません。

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