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2017-2018:class of 2020の推しメンまとめ

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注目していた選手が成長し、カレッジやNBAで活躍する様を見るのは高校バスケを追いかける醍醐味の1つ。 かといって活躍した後に"高校時代から注目してたんだよね"と言い始めるのは中々にアレなので、今季が始まる前に推してる選手をまとめておこうかなと。 今回はclass of 2020の選手達。 日本でいう高1の学年にあたり、4年生のアメリカの高校では2年目。 高校バスケの水にも慣れ、飛躍する選手も少なくありません。

2017-2018:高校バスケ界で活躍する2世選手。

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シャックの息子シャリーフ・オニールが高校バスケ界の有力選手であることは日本でも知られ始めているかなと思います。 その他にもマヌート・ボルの息子ボル・ボルなど、かなりの数の2世選手は高校バスケ界で活躍を見せています 今から彼らに注目しておけば、数年後には当時ファンだった往年の名選手の様な成長を見せてくれるかもしれません。

最近気になるカレッジ・高校バスケ関連のこと。

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高校はAAU、カレッジはシーズンに向けたトレーニング真っ盛りとオフシーズンではあるものの中々に忙しいアメリカのバスケットボールシーン。 高校生であれば進学先の決定、カレッジであればシーズンに向けた展望など結構色んなニュースが流れています。 今回はそんなニュースの中で気になったものをピックアップし、雑感なんかをまとめてみようかなと思います。

class of 2018:マービン・バグリーの去就がNBAに与える影響。

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  class of 2018で満場一致のトップ評価を受けるマービン・バグリー。 既に18歳を迎えているバグリーが進学を1年早め、今秋大学に進学するのではないかと言われており、大きな注目を集めています。 もしバグリーが進学を早めると、2018年のドラフトにエントリー可能。 2018年のドラフトにアーリーエントリーすれば、他の有力選手を押しのけて1位指名を受けることが濃厚です。 2018年のドラフトでは、東の強豪ボストンセルティックス(BOS)がトレードで獲得した指名権により、複数の上位指名権を有する可能性もあり、既に強豪チームのBOSがバグリーを指名する可能性も。 バグリーの進学は高校・カレッジだけでなく、NBAの勢力にも大きな影響を与えることが予想されます。

名将トム・イゾー史上最高のタレントが揃うミシガン州立大。

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19年連続でNCAAトーナメント出場中のカレッジ屈指の強豪校ミシガン州立大(MSU)。 昨季はフレッシュマン主体の若いチーム構成で不安定なシーズンを過ごし、シーズン成績は20勝15敗。 シーズン15敗は1995年から現ヘッドコーチのトム・イゾーが指揮を取り始めて以来、ワースト2位の成績でした。 しかし、アーリーエントリーが濃厚と見られていたエースのマイルス・ブリッジスがチームに残留。 フレッシュマンでも全米屈指のビッグマン、ジャレン・ジャクソンJrを獲得し、今季のMSUにはトム・イゾー史上最高のタレントが揃い、Final4争いの有力候補と評されています。

プレシーズンでのNCAAトーナメント制覇有力候補アリゾナ大。

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ケンタッキー大、デューク大に迫る好リクルートを続けるアリゾナ大。 リクルートは素晴らしいものの、2001年以来Final4からは遠ざかっています。 昨季もPac-12のカンファレンストーナメントを制し、第2シードでNCAAトーナメントに進みましたがSWEET16止まりに終わりました。 今季のアリゾナ大もリクルートが絶好調。 高校NO1ビッグマンのディアンドレ・エイトンに加え、ブランドン・ランドルフ、アイラ・リー等ポテンシャルの高いフレッシュマンの獲得に成功。 昨季の主力だったアロンゾ・トリアー、ラウル・アルキンスがNBAドラフトから撤退しチームに残留。 フレッシュマンと上級生のバランスも良く、今季は2001年以来のFinal4進出へ期待がかかります。

テーブス海がオファーを受けたノースカロライナ大ウィルミントン校ってどんな大学?

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京北高校2年次に留学し、現在は強豪プレップのNorthfield Mount Hermon(NMH)でプレーしている日本人選手のテーブス海。 複数のD1カレッジからオファー受けている彼が先日新たにノースカロライナ大ウィルミントン校からオファーを受けました。 日本のバスケファンにもあまり知られていないカレッジかもしれませんが、2016年・2017年と直近の2年連続でNCAAトーナメントに出場しているチームです。 テーブスもNCAAトーナメント出場を十分狙えるレベルのカレッジからオファーを受けており、今年ゴンザガ大で日本人史上初のNCAAトーナメント出場を果たした八村塁に続くNCAAトーナメント出場も現実的な目標となってきました。

テーブス海の所属するNE PlayazがGAUNTLET FINALEで3位入賞。

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Kai Toews ( @kaitoews10 ) filled the stat sheet with 15 points, 6 rebounds, and 6 assists in today's victory. pic.twitter.com/7fVXHNVU0f — New England Playaz (@NE_Playaz) 2017年7月15日 京北高校からアメリカに留学し、昨年からは強豪プレップのNorthfield Mount Hermonでプレーしているテーブス海。 夏のAAUシーズンではNE Playazに所属し、Adidas主催のAAUリーグに参戦しています。 好成績を残しているNE Playazは、AAUシーズンの最後の大会として開催されたトーナメント"ADIDAS UPRISING GAUNTLET FINALE"にも出場。 準決勝では"YIIS TX FUTURE"の前に惜しくも決勝進出を逃したものの3位決定戦に勝利し、3位入賞を果たしました。 テーブス海は3位決定戦で15得点6アシスト6リバウンドの活躍を見せ、チームの勝利に貢献しました。

2017ドラフト振り返り:NCAAトーナメントの成績って指名順位に関係するの?

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今更感満載ですが、今年のドラフトの振り返りです。 今年の1位指名はワシントン大のマーケル・フルツ。 昨年1位指名を受けたベン・シモンズに続き、2年連続でNCAAトーナメント不出場のチームの選手が1位指名を受けた結果です。 そこで疑問に思うのが、結局NCAAトーナメントの成績って指名順位に影響するのか、という事。 イメージでは1巡目指名は将来性重視でトーナメント成績は考慮されず。 2巡目では実力重視の指名となり、トーナメント成績が考慮されてくるのでは?って感じですかね。

2017-2018:グレイソン・アレンのラストイヤーに賭けるデューク大。

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ジェイソン・テイタム、ハリー・ジャイルズ等の獲得で、昨年のプレシーズンランキングではNCAAトーナメント優勝候補の大本命に挙げられていたデューク大。 主力の怪我やグレイソン・アレンの出場停止、コーチKの腰痛による離脱など多くのトラブルに見舞われ不安定なシーズンを過ごしました。 ACCトーナメントでは、下位シードから勝ち上がり、やっとチームが噛み合ったかと思われましたが、トーナメントではダークホースのサウスカロライナ大の前に2回戦で敗退し、期待外れと言わざるを得ない1年となりました。 今季のデューク大は昨年程では無いしにしろ、各ポジションに実力派のフレッシュマンを補強。 主力の卒業や下級生のアーリーエントリーで選手層では昨年に劣りますが、個々の実力派今年もNCAAトップレベル。 そして何より今年はここ数年のデューク大を支えてきたグレイソン・アレンのラストイヤー。 プレーの荒さも目につきますが、近年のデューク大を代表する選手であることは間違いなく、彼の闘志が何度もチームを救ってきました。 フレッシュマンだった2015年にFINAL4でビッグプレーを連発。 デューク大のNCAAトーナメント制覇に大きく貢献したアレンですが、自身の大学最後のシーズンにもう一度栄冠に輝くことは出来るのでしょうか。

ロンゾ・ボールがサマーリーグ2試合目でトリプルダブルしたってよ。

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今年のドラフト2位指名を受け鳴り物入りでロサンゼルスレイカース(LAL)に入団したロンゾ・ボール。 カリフォルニア州のChino Hills High SchoolからUCLAへ進学したボールはLALへの入団を熱望。地元と所縁のあるボールはLAL再建の中心選手として期待されています。 期待のかかるサマーリーグですが、1試合目は3PTが当たらず5得点5アシスト4リバウンドと平凡な成績に終わりました。迎えた2試合目の対ボストンセルティックス戦では、11得点11リバウンド11アシストのトリプルダブル。 UCLAでは1シーズンで1度も無かったトリプルダブルをサマーリーグ2試合目にして達成して見せました。

R.J・バレットの38得点の活躍でU19カナダ代表がアメリカ代表を下す。

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エジプトで開催中のU19世界選手権。 大会目下2連覇中のアメリカですが、今大会のメンバーはタレント軍団という程ではなく、負ける可能性も結構ありそうという話は以前もしたかと思います。 結論から言うとホントにアメリカ負けちゃいました。 相手はアメリカのお隣カナダ代表。 カナダは若い年代の選手を高校からアメリカに送り込んでいるので、カナダの強化はアメリカの高校のお陰だったり...。 この試合では、アメリカのMontverde AcademyでプレーするR.J・バレットが38得点の大活躍。 アグレッシブなドライブでファールをもぎ取り、1人で15本のFTを獲得したのが非常に大きかったかなと。 バレットのドライブを警戒してディフェンスが収縮するとしっかりとパスを捌きゲームハイの5アシストを記録。 38得点13リバウンド5アシストと正にアンストッパブルな活躍を見せてくれました。

ティオ・ピンソン次第では今季もノースカロライナ大が侮れない。

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久々にカレッジの話です。 2017年のカレッジバスケはノースカロライナ大(UNC)6度目の全米制覇で幕を閉じました。 スター揃いのUNCでしたが、スターティング5からはアイザイア・ヒックスとケネディー・ミークスが卒業。 エースのジャスティン・ジャクソン、インサイドのバックアップを務めたトニー・ブラッドリーがアーリーエントリーし多くのメンバーがチームを去りました。 バックコートにはエースガードのジョエル・ベリーが残留。 UNCはシーズン中からベンチメンバーを積極的に起用しており、今季もバックコートの層は中々の厚さを誇ります。 しかし、主力3人が去ったフロントコートは緊急事態。 トーナメントでブレークしたルーク・メイが残留しますが、インサイドで計算出来る選手は彼1人。 後はフレッシュマンの出来次第と不安が残ります。 UNCのメンバーの中で私が注目しているのがシニアとなるウイングのティオ・ピンソン。 昨季の平均得点は6.1得点と平凡でしたが、1番~3番までこなす器用さとチーム屈指のディフェンス力でNCAAトーナメント優勝に大きく貢献。 ピンソンの活躍次第では、今季もUNCはFINAL4に絡んでくると予想しています。

class of 2019:ラメロ・ボールが迎える試練の1年。

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ボール兄弟の三男として日本でも知名度の高い、チノヒルズハイスクールのラメロ・ボール。 昨季は1試合92得点を記録し、その試合以降はSNSを中心に日本でも広く知られる選手となりました。 三兄弟の末っ子のラメロですが、今年の春で次男リアンジェロも高校を卒業。class of 2019のラメロも今年からはチームの上級生となります。チームには同学年のトップクラスのセンター、オニエカ・オコングーがいますが、過去2年と比べると選手層の薄さは否めません。 過去2年は上級生に万能なオールラウンダーがいたことで、オフェンスに専念していたラメロ。身体的な成長もあり、今季からはディフェンスでの存在感も求められます。 プレースタイルの変更も含め、今季はラメロにとって試練のシーズンとなるでしょう。

U19世界選手権で活躍を続ける八村塁のNBA入りの可能性ってどんなもんなんですかね?

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U19世界選手権で下馬評以上の健闘を見せている日本代表チーム。 中でも異彩を放つのがゴンザガ大所属の八村塁。 4試合連続のダブルダブルを記録する活躍で、日本代表を牽引しています。 彼が活躍すればするほど、ドラフトでのNBA入りの期待は高まります。 高校までは日本でプレーし、大学からアメリカに渡った八村。 アメリカ人ではない選手の活躍も目立ち、インターナショナル化が進むNBAですが、八村のドラフトでのNBA入りの可能性はどの程度現実的なのでしょうか。

FIBA U19 Basketball World Cup:意外とアメリカ代表の優勝は危うい?

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間もなくエジプトで開幕するFIBA U19 Basketball World Cup。 優勝候補の筆頭は過去2大会連続で優勝を収めているアメリカ代表であることは間違いありません。 ケンタッキー大のジョン・カリパリ氏が今大会のアメリカ代表のヘッドコーチを務めることも話題となっています。 しかし、今大会のアメリカ代表の優勝はそこまで確度の高いものではないかもしれません。 この大会のアメリカ大陸予選となったU18 Fiba Americas Championship。 その決勝でアメリカ代表と戦ったのがカナダ代表。 終盤に引き離されたものの、終始熱戦を演じ、99-84の15点差でアメリカが勝利したものの、カナダ代表がアメリカ代表の対抗馬であることは間違いありません。 今大会のアメリカ代表はタレントレベルで見ればU18のメンバーを下回ります。 カナダ代表もU18の主力だったニッケル・ウォーカー(ヴァージニア工科大進学)、シャイ・アレキサンダー(ケンタッキー大進学)を欠きますが、新たにスーパー高校生のR.J・バレットが加入。 アメリカ代表の優勝には黄信号が灯ります。